民政部の李学挙部長は23日、社会最低生活保障の対象者および、特殊困難家庭に対する保障レベルを向上し、物価の変動による影響を最低限に抑えることを明らかにした。

今年4月以来、各地域で豚・豚肉価格が、一部地域で野菜、卵などの副食品価格が値上がりし、市民の消費価格水準が上昇、低所得家庭の生活にプレッシャーを与えている。

各地の民政部門は現在、副食品の値上がりが現地の低所得家庭に与える影響について分析を行うとともに、「都市住民の基本的生活消費財の価格変動時における緊急救済事前対策制度」の確立、「都市社会最低生活保障対象世帯の基本的生活消費財価格上昇時における補助金制度」の実施、都市社会最低生活保障水準の向上、臨時援助制度の設置などの措置を講じている。李部長は、「民政部の下半期の業務は、民生問題解決にかかわる各業務を優先的・重点的に行い、強化すること」とし、「困難な世帯、特殊世帯、優先的な扶助が必要な世帯の基本的な生活権益を保障することだ」と述べる。

「人民網日本語版」2007年6月24日