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香港復帰10年(3) 「ダンスは止まらない」

▽ダンスは止まらない:寛容な香港

1901年に香港島の皇后大道東(クイーンズロード・イースト)に建てられたシーク教の礼拝所には、毎週日曜日になると多くの参拝者が押し寄せる。ここは香港在住のシーク教徒8000人の聖地だ。香港のソフトウエア会社で働くインド人は「香港には宗教、信仰の自由があり、さらに寛容さを増している。生活は楽しい」と話した。

香港特別行政区政府の統計によると、香港の人口は690万人で、インド人、フィリピン人、英国人など外国籍の人口は7万1000人を数える。過去10年間、自由な生活環境、多彩な文化的雰囲気の中で、外国籍住民は香港人とともに、1000平方キロ余りの土地の上で平和に暮らしてきた。

香港の生活は多元的で、香港のメディアはいまも自由な発展を遂げている。新聞は50紙余り、出版物は700種類を超え、さまざまな情報を流している。地上波テレビ局の無線電視(TVB)翡翠台、亜洲電視(ATV)本港台だけで、毎年1万5000時間の番組を放映している。

香港復帰から10年、香港人が好む伝統的な生活方式は完全に守られている。一方で、香港経済の繁栄は本土との緊密な関係にあり、香港人の生活方式に変化をもたらしている。

1995年に時事雑誌「タイム」の姉妹誌「フォーブス」は、「香港復帰は破滅につながる」と予測した。しかし、今年6月7日発売の「タイム」は「香港はいつの時代よりも活力に満ちている」と報じている。

「人民網日本語版」2007年6月22日

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