深セン税関の李小敏・副税関長副関は21日の記者会見で、深センは香港と大陸部との唯一の陸路境界地で、両地の物品と人の往来の主要ルートとなっていると語った。貿易額の急増のほか、人の往来もますます増加している。1997年に延べ21万人だった深セン税関の1日あたりの通過者数は、2007年には延べ47万人に達し、全国の1日あたり出入国者総数の50%を占めた。1997年に2万3千台だった深セン税関での1日あたり自動車通関台数は、2007年には4万台を上回った。
香港返還後の出入境者数急増によるニーズに対応し、大陸部・香港間の経済貿易緊密化協定(CEPA)と香港・澳門(マカオ)への「個人旅行」に基本環境を提供するため、皇崗検問所は2003年1月、24時間通関の実施を、全国の陸路検問所で初めてスタートさせた。
「人民網日本語版」2007年6月22日