河北省邯鄲市の中国石炭地質総局第3水文地質チームはこのほど、東中国海に浮かぶジョウ泗島から約15キロ北の海底で、淡水地下水井の掘削に初成功した。権威部門の検定によって、飲用水にできる水質であることが分かったという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同チームの地質研究科の責任者、韓東亮氏によると、ジョウ泗列島はその自然条件から、淡水資源に乏しく、産業・生活用水は非常にひっ迫しており、経済発展を制約する重要な原因となっている。専門家の研究では、長江の旧河道がこの辺りまで伸び、水を蓄えている可能性が高く、一帯の海底域に良質な淡水資源が存在する可能性がある。
※ジョウ泗島のジョウは山へんに「乘」
「人民網日本語版」2007年7月5日