B 型肝炎表面抗原キャリアーの就業権利を保障する目的で、深セン市衛生局は5日、医療機関に対し、B型肝炎の血清検査を健康診断の常設項目とせず、結果前に本人の同意または雇用機関の授権を得なれなければならず、またキャリアーのプライバシー保護にも留意するよう求める通知を出した。深セン特区報が伝えた。
表面抗原キャリアーとは、B型肝炎ウィルスに感染し、伝染する可能性があるものの、肝機能と肝細胞は正常の範囲に保たれ、病気の症状もない人のことをいう。日常生活や社会活動の中で、周囲の人の脅威とはならない。B型肝炎ウィルスの感染経路は主に、血液、母子感染、性的接触により、呼吸器官や消化器官からは感染しない。通常の接触で感染が拡大することはない。
「人民網日本語版」2007年7月6日