中国人口福利基金会とグローバルな貧困根絶運動(GCAP)中国事務所は8日、ミレニアム開発目標の関連活動として「団結して貧困根絶を」という活動を開催し、中国では教育資源の配分の不均衡が続き、西部・貧困地区・少数民族地区・農村部などで教育資源が不足、男女間の不均衡も顕著だと発表した。正式な教育を受けたことのない女性の割合は西部で40.21%、中部で34.28%、東部で26.12%に上った。
中国など国連加盟189カ国は2000年に「ミレニアム宣言」を採択。以後7年余り、中国政府はミレニアム開発目標の達成に向けて多大な努力を払い、社会各界からも多くの貢献があった。貧困と飢餓の削減、初等教育の普及など、いくつかの目標は安定的に前進しているが、なお多くの問題が存在するため、一部の数字は目標から離れている。
「人民網日本語版」2007年7月9日