広州市政府常務会議はこのほど、「広州市人口、就業、社会保障の『第11次五カ年』計画」を大筋で同意、通達した。広州では一人っ子同士の夫婦が法律に基づいて2人の子供を持つことを奨励する。
ここ数年、広州では人口の高齢化傾向が強まりつつある。2005年末時点で、広州市戸籍人口のうち16歳以下は18.9%、60歳以上は12.8%を占め、高齢化が進行している。
広州市人口・計画生育局の担当者によると、現在の政策では夫婦がともに一人っ子の場合、2人の子供を持つことができる。人口の高齢化問題に対応するため、同市はこの政策を制定し、夫婦双方が一人っ子の場合に2人の子供を持つことを奨励している。具体的な措置は現在策定中という。
「人民網日本語版」2007年7月9日