60年の発展の歴史を経て、内蒙古自治区の教育事業は、人々の注目を集めるほどの大きな成就を成し遂げた。すでに、小学校入学前から高等教育に至るまで、さらに普通教育、民族教育、職業教育、成人教育も確立、かなり整備されていて、当自治区や民族の特色も鮮明に打ち出された教育体系である。
内蒙古自治区教育庁の李東昇庁長は、7月4日に開かれた第一回内蒙古教育発展中・小学校長フォーラムでこう語った。ここ60年、特に改革開放以降、内蒙古自治区の各種教育は、全面的、協調的、持続的発展を実現してきた。現在の内蒙古の教育の発展は歴史上最も良い時期に入ったと言えるだろう。
幼稚園、小学校、中学校の教育を発展させると同時に、自治区はハイレベルな専門的人材を育成するのを出発点として、大学教育の質と大学生の自主的能力を高めてきた。目下のところ、自治区の大学在学中の学生数は25万人を超え、高等教育機関へのおおまかな入学率は19.4%に達する。
自治区は専門技術を持つ人材を育成することに重点を置き、資金投入を増やしたり、機構設置の調整などの多くの措置を通じて、職業技術教育発展のスピードを速めてきた。現在中等、高等職業学校の学生数はそれぞれ26万人余り、10万人余りにある。募集規模は歴史上最高である。
教育事業の発展の過程において、自治区は民族教育を優先して発展させることに力を入れていて、各クラス財政部門では少数民族教育を専門に補助する資金を設けて、充分な金額を確保している。目下、内蒙古にはすでに民族中学校、小学校が1,900校以上あり、学生数は42万人を超えている。
「チャイナネット」2007/07/10