国家安全生産監督管理総局が10日に公表した報告によると、上半期の全国の炭鉱事故による死亡者数は前年同期比14.3%減の1799人だったが、大規模な事故による死亡者数は増加したという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同局のデータによると、上半期に全国で発生した「重大事故」(1回の死者が10~30人)は15件、死者は計251人(前年同期比19.5%増)だったという。死者が30人以上の「特別重大事故」は2件で、死者と行方不明者は61人(同49.2%減)だった。
国家炭鉱安全監察局の趙鉄錘局長はこの数字について「上半期の全国の原炭生産量が11億トン(前年同期比7.1%増)に達する状況下では、炭鉱事故総数などの指標は大幅に減少する傾向にあると言える。原炭100万トンごとの死亡率は1.633人(同19.9%減)だった」と述べた。
「人民網日本語版」2007年 7月11日