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中華骨髄バンク、初めて台湾へ骨髄ドナー提供

蘇州市に住む女性・杭彬さん(36歳)が14日、北京に到着した。杭さんは中華骨髄バンクと台湾慈済骨髄バンクが行う骨髄移植協力事業の、最初の骨髄ドナーとなる。中華骨髄バンク管理センターの劉静湖副主任によると、杭さんは北京道培病院で造血幹細胞を2回採取され、20日にはこれが台湾に送られて、現地の16歳の少女に提供される。

医学的には、骨髄移植はまずヒト型白血球抗原(HLA)の適合者を探すことから始まる。HLAの型の一致は兄弟姉妹間で4分の1、非血縁者ではわずか400~1万分の1の確率といわれている。

台湾慈済骨髄バンク・ドナーセンターの李政道主任は、「台湾住民の多くは、中国大陸南部に源流があるため、南部の人の50%、北部の人でも20%が台湾でドナーを見つけられる。両地域の骨髄移植は成功率が比較的高い」と解説する。

写真:今回ドナーとなった杭彬さん(左一)と家族

「人民網日本語版」2007年7月15日

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