中国身体障害者スポーツ総合訓練基地が25日、竣工した。これは、中国初の身障者専用のスポーツ訓練基地である。
この訓練基地は、北京市東北部の順義区にあり、敷地面積が20ヘクタールを占めている。基地はパラリンピックの種目及び身障者特別建築機能の基準に基づいて建てられた。完成後、陸上競技、サッカー、水泳、ゲートボール、自転車、卓球、バスケットボール、フェンシング、柔道、重量挙げなど、パラリンピックのすべての種目の要求に満たすことができる。
工事責任者によると、バリアフリーがこの基地の主な特徴だという。音声案内システム、バリアフリーの坂道、身障者専用のエレベーター、安全手すり、廊下専用手すり、点字ブロック、車椅子選手専用のシャワーなどが整備されている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年7月26日