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国内初のストレス解消レストラン、有料で皿割り自由

レストランで食事をすると、うっかりして皿を割ってしまわないか心配になる。このほどオープンした国内初の「ストレス解消レストラン」ではそんな心配は不要で、陶器を含むすべての食器からスピーカーなどの全備品に至るまで、思いのままに破壊することができる。これは楽港集団が「暗闇レストラン」に続けて打ち出した変わり種レストランで、時代の空気を反映してオープンした。「北京晨報」が伝えた。

同店の張克菁店長は「人は腹が立ったとき、一種の破壊衝動を抱く」という。張店長の説明によると、同店内の食器、陶磁器、家具などはすべて破壊してよいが、その場合は相応の代金を支払わなければならない。皿・碗は1個当たり10元、陶磁器は30~200元、最も高価な音響機器は1千元で、壊した分はすべて伝票に記され、請求される。また皿を割ることのできるストレス解消エリアに入るには、50元以上の消費が必要になる。張店長は「家で皿を割れば、もったいないし、自分で掃除しなければならないし、家族も反対するかもしれない。われわれは場所を提供するので、心ゆくまでストレスを発散してほしい」と話す。

楽港集団の陳竜董事長(会長)は「現代社会の早いリズムにより、都市住民は生理的・心理的に過度の疲労を抱えるようになった。多くの人がタイミングよく適切なストレス解消方法をみつけられず、イライラしながら生きている。こうした市場ニーズに基づき、プレッシャーをやわらげ、ストレスを発散するために、今回のストレス解消のサービスを打ち出した」と話す。

写真は、同レストランのストレス解消エリア。食器の値段は10元から数百元まで。

「人民網日本語版」2007年7月30日

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