江蘇省徐州市の管轄下にある新沂市の人民公園内の動物園で、30日、60歳過ぎの飼育員がライオンに餌を与えているとき、突然怒ったライオンに噛み付かれ、死亡した。
現場で事件を処理した同市の関係部門の職員は、事件が発生したのは、午後2時半ごろで、当時多くの観客が動物の演技を見ていた。60歳過ぎの飼育員が檻の中に入り、ライオンに餌を与えようと準備をしていたところ、どういうわけか、いつもは比較的おとなしい性格のライオンが突然飼育員に飛びかかり、噛み付いて、無残にもかみ殺してしまった。檻は施錠されていなかったため、ライオンは檻から飛び出し、見物客を追いかけ始めた。
事件が発生して20分後、徐州市の武装警察支隊の新沂中隊の警官が人民公園に到着した。現地の関連部門の意見を求めた後、ライオンを撃ち殺した。
「人民網日本語版」2007年7月31日