江西省では過去50年で最悪の干ばつが続いており、106万人分の飲料水確保が困難になっている。中国新聞社のウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。
江西省洪水・干ばつ対策指揮部が発表した最新の統計データによると、同省では増水期に入ってからも降水量が極めて少ない状態が続いているという。4月1日~7月30日までの江西全省における平均降水量は594ミリ(例年同期比32%減)で、干ばつが深刻だった2003年の同時期よりも20%少ない。降水量が最も少ない都昌県ではわずか193ミリ(例年同期比41%減)で、1954年以来最少を記録した。
写真(1):同省新乾県リツ江郷徐家村の徐球如さんの水田
写真(2):同省臨江鎮朱家村に生活用水を給水する樟樹市消防大隊の隊員
※リツ江の「リツ」はさんずいに「栗」
「人民網日本語版」 2007年8月1日