香港警察当局は7月31日、香港と日本の警察当局がこのほど協力して行った麻薬一掃行動で、結晶メタンフェタミン(アイス)24キログラムを押収し、香港人の容疑者4人を逮捕したと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
香港特別行政府警務処毒品調査科(麻薬調査部門)は、今年4月から、一人の男(49歳・香港人)の監視を始めた。同科は、その男がアジアを拠点として暗躍している麻薬密売グループの首謀者で、麻薬の日本への持ち込みを画策している情報を入手していた。
日本の警察当局は、香港側が提供した情報に基づき、7月12日に大阪で密売容疑者3人を逮捕し、カナダ経由で日本に輸送されてきたアイス24キログラムを押収した。これは末端価格約9千万香港ドルで売買される量に相当する。
「人民網日本語版」2007年8月1日