旧日本軍の中国での投降地である湖南省シ江・トン族自治県に、国家発展改革委員会の認可を得て、調和・平和文化を象徴するメルクマール「太和塔」が建造される。
華夏文化紐帯プロジェクト組織委員会は北京で7日、太和塔の建設プランを国内外から募集すると発表した。建設予定地は9.2ヘクタール、建設予算は1億元余り。「太和塔建設プラン」「シ江平和園全体計画」の両案を10月30日まで募集する。
1945年8月21日、岡村寧次・日本軍総司令官の代表、今井武夫は、同地で中国の軍民に投降した。歴史にいう「シ江投降」である。「シ江投降」は近代史上初めて、中国が外国からの侵入に完全に勝利したことを意味する。
※「シ江」の字は草冠の下に「止」
「人民網日本語版」2007年8月8日