上海税関と長江デルタ地域および中部地方各省との間で地域通関協力合意が締結され、上海市外企業の上海税関での通関にかかる時間が以前の1日間から1時間に短縮された。上海のこうした通関モデルが、整備中の長江新航路「長江黄金水道」を「貿易高速ルート」に変えつつある。上海税関弁公室が6日明らかにした。
上海の税関は現在、水上輸送取引所、浦東国際空港、洋山深水港などにある。税関、検査検疫機関、海事事務所、出入境検査などの検査機関と、銀行、船舶代理会社などの関連サービス機関とが一体となって、「ワンストップ式」の通関サービスを提供している。また上海市では通関物流証明書の70%以上が電子化されており、企業はオンライン通関を利用することで経費を大幅に節減している。
「人民網日本語版」2007年8月9日