8月8日、ロシアのチェリヤビンスクで。
ロシアの特殊部隊のイェフゲニ大尉は渾身の力を込めて、少林寺カンフーに長けた僧である釈延武さんのノドを目がけて殴りかけたが、壁にコブシをたたきつけたようにはじき返された。イェフゲニ大尉は、腫れあがったコブシを見て、この僧にむかって親指を立てて敬服の意を表した。
これは、少林寺カンフーに長けた僧たちによる公演団が、7日ロシア第34機動歩兵師団295連隊の大ホールにで、「平和の使命――2007」上海協力機構合同反テロ軍事演習に参加した諸国の兵士を前にして行った中国カンフ公演のひとこまである。
写真:革靴を履いたロシアの特殊部隊の兵士が力いっぱいで僧の釈延武を蹴ったが、僧はびくともしなかった。