8月15日から21日までの7日間に及ぶ「日本留学中の博士100名の江蘇訪問」活動が江蘇省で展開されている。参加者は式典終了後、連雲港、南通、揚州、無錫、通州、江陰、張家港、太倉、昆山の各市・県に赴き、投資、創業、就業情況の説明会、および創業環境、人材政策の調査などに参加し、プロジェクトの結び付け、科学研究成果の転化、提携協議の調印を行なう予定。
江蘇省委員会組織部の趙永賢副部長(江蘇省人事庁庁長)によると、江蘇省政府は毎年海外での人材募集活動を行なっている。江蘇省代表団は昨年、日本で講演を行い、日本に留学している博士課程学生の関心を引いた。全日本中国人博士協会の応援があり、すでに日本に留学中の中国人専門家、学者、企業家125人がこの活動に参加している。参加者は主に電子情報、バイオ医薬、自動車、設備製造、新素材、エネルギーおよび環境保護などのハイテク分野に集中している。
日本の東洋大学国際地域学部の博士課程で学ぶ蔵志勇さんは、今回の活動を非常に高く評価しており、今回の江蘇省各地の視察により、自分が研究している分野と合致する教育機関、科学研究機構と連絡をとり、課程修了後には帰国し、その後の創業のベースとしたいと語っている。
「人民網日本語版」2007年8月16日