「女性と科学・国際シンポジウム」が16日に開幕し、その席で、中国の3800万人以上ともいわれる科学技術職従事者のうち、女性の比率が既に3分の1を超えていることが明らかになった。
中国科学技術協会の鄧楠副主席(書記処第一書記)は、「中国科学技術界の中で、女性の科学技術者の比重はますます多くなっている。彼女らのうち70人以上が中国科学院(科学アカデミー)および中国工程院(工学アカデミー)のメンバーだ。彼女らは国内外の賞を数多く得ており、国際科学技術界において非常に有名な人もいる」と語っている。
しかしながら、中国科学院が公表した調査報告によると、女性科学技術者が男性と同じ業績を得るには、非常に大きな努力を必要とする。特に若手・中堅研究者が直面する育児問題が深刻で、職業上の充実期に影響を及ぼしている。
「人民網日本語版」2007年8月17日