日本の教育部門関係者は21日、北京で記者会見を開き、日本は現在、現行の留学生誘致政策を変更しているところで、中国などからより多くの留学生が日本に来ることを希望していると述べた。
日本文部科学省学生支援課留学生交流室の池田輝司室長は「安倍晋三首相自ら主導する『アジア・ゲートウェイ戦略会議』は、アジアの優秀な留学生を呼び込むことを重要な国家戦略と位置付けている」と述べた。日本は今後、各種ルートの開拓、奨学金制度の充実、学費の軽減・免除、就職支援制度等を充実させ、中国などの学生が留学先に日本を選んでくれることを目指すとした。また、中国で大学院に進もうとする学生が増えていることを考慮し、今後、大学院課程などの高等教育課程に修学する優秀な人材の誘致に力を入れていくとした。
日本では現在、外国人留学生の90%をアジア各国出身者が占め、うち中国人留学生は9万人前後となっている。
「人民網日本語版」2007年8月22日