岩淵雄平選手:終点に到着できるのはハッピーである
2007上海夏季スペシャルオリンピックトーチリレーの選手岩淵雄平さんが練習しながら、「がんばるんだ」と自分を励まし続けた。
今日のトーチリレーで、岩淵雄平選手はトーチのトップランナーである。
岩淵雄平さんは千葉県生まれで、生まれた時から知的障害者で、現在シンプルな言葉の表現はできる。中学校の時、お母さんの助けのもとに、雄平さんは知的障害者向けのスポーツ活動に参加し、ジョギングをしたり、サッカーをしたり、週に一回、一回2時間、雄平さんはだんだんコーチや仲間たちとの交流になじみ、お母さんに喜びをもたらしてくれるようになった。
お母さんの手助けで、トーチを持つ練習をする岩淵雄平選手
数年のトレーニングを経て、現在の雄平さんはすでに2キロぐらい走り続けることができ、昨年、千葉県で開かれた駅伝競走で10番というすばらしい成績をあげた。「走っている時の感じはどうですか」と聞かれると、「疲れました。汗びっしょりでした」と言いながら、雄平さんは疲れた様子を示した。しかし、「拍手してくれる人がいるし、がんばってと励ましてくれる人がいるので、途中でやめることはできなかった」と雄平さんは語った。終点に到着したときの感じをたずねられると、「ハッピーでした」と雄平さんはきっぱりと答えた。
「チャイナネット」2007年8月22日