旧日本軍が遺棄した大型の砲弾がこのほど、黒竜江省虎林市で発見された。この砲弾は長さ143センチ、直径41センチで、虎林市虎頭鎮の農民が山で薬草を採取している時に偶然発見した。「新華網」が伝えた。
虎林市侵華日軍虎頭要塞遺跡博物館の李守軍館長によると、この砲弾は第二次世界大戦時に中国に侵攻した旧日本軍の大型大砲の砲弾であることが調査により明らかになったという。発射には火薬1トンが必要で、最大射程距離は20キロに達する。
李館長によると、旧日本軍は当時、虎頭要塞の攻撃能力を強化するためにこの大砲を配備したという。
「人民網日本語版」2007年8月23日