衛生部の専門家グループはこのほど、「公共の場所における衛生管理条例(改正草案、意見募集稿)」の修正作業を終え、正式に国務院法制弁公室に提出した。共同討論会が近く開かれる。改正草案は、立法原則上初めて明確に「公共の場所における禁煙」を盛り込んだ。中国は室内の職場、公共交通機関、室内公共スペースにおける全面禁煙を3年以内に実現することを世界に約束した。「国際先駆導報」が伝えた。
中国は3億5000万人の喫煙者を抱える世界最大の喫煙大国だ。新たな全面禁煙運動は市民の十分な支持を得られるのか。調査によると、回答者の88.74%が「公共の場所における全面的禁煙」を支持すると答えた。北京市の王さん(男性)は「全面禁煙は多くの民衆の健康に責任を持つだけでなく、国家の文明的シンボルとなるもので、当然支持すべきだ」と述べた。
しかし、10.22%は全面禁煙に反対すると答えた。河北省の衛さん(男性)は「喫煙は個人の習慣、嗜好であり、個人の権利だ。行き過ぎた干渉はどうかと思う」と話した。
「人民網日本語版」2007年8月28日