3日夜、日本国際交流基金主催の「ハート・ツー・ハート 中国高校生長期招へい事業2007」プロジェクト第2期訪日高校生のための壮行会が北京西西友誼ホテルで開催された。国際交流基金北京事務所の藤田安彦所長、在中国日本国大使館の道上尚史公使、教育部国際協力交流司の劉宝利副司長、及び吉林省、黒竜江省、遼寧省、重慶市など全国各地からの高校生代表37人が壮行会に出席した。
「ハート・ツー・ハート 中国高校生長期招へい事業2007」プロジェクトは、未来の中日関係の基盤となる中日両国青年の交流をいっそう深めるため、2006年から中国教育部と日本国際交流基金によって行われているものである。訪日の高校生たちの日本各地の高校での11カ月にわたる学習生活の体験を通じて、日本の青少年との相互理解を深め、中日両国の友好関係の構築のための基盤を打ち固めることを目指している。
あいさつをする藤田安彦所長(左)と劉宝利副司長
藤田安彦所長はあいさつの中で、高校生たちが日本で広く新しい友人を作ることを、それが1年後の帰国の際のプレゼントとなるよう期待している。そして、道上尚使公使は今年は中日国交正常化35周年にあたり、来年は北京五輪開催の年に当たるので、高校生たちはこのような大事な時期に訪日するのは、重要な意義を持っていると語った。
教育部国際協力交流司の劉宝利副司長は日本国際交流基金、日本大使館、日本の学校、高校生たちのホームスティーのホストファミリーおよびスポンサーの日本企業など日本各界の人々に感謝し、高校生たちがこの機会を大切にして、心を開いて日本の青少年と交流し、中国の文化を日本に伝えるよう願っている。