夏季ダボスフォーラムに先立つ重要行事として、第3回世界青年リーダーサミットが4日、大連世界博覧広場で開幕した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
200人近い世界の青年リーダーが第1回サミットに出席した。世界経済フォーラムのシュワブ会長が歓迎の言葉を述べ、世界青年リーダーフォーラムの責任者、デービッド・アイクマンさんらが発言を行った。
会場に演壇が設けられず、発言者が会場の中心に立つことが、他に多数ある会議と異なる点だ。会議の形式は開放的で柔軟なもので、開発と貧困、価値観と社会などの話題について、参加者がグループに分かれ、活発な討論を行った。その後、全体で各グループの代表がそれぞれの観点を述べた。
世界青年リーダーサミットは世界青年リーダーフォーラムのメンバーによる年次総会。サミットは世界青年リーダーフォーラムのメンバーに開放され、同時にその他のリーダーや専門家も招き来賓の形で出席した。青年リーダーはこの場を通じて、相互交流、学習を行い、健康、教育、開発、貧困解決などの問題について討論を行い、これら問題に関する行動アジェンダを定めることができる。
世界青年リーダーフォーラムは、世界経済フォーラムの創始者であるクラウス・シュワブ教授が2004年に創設したもので、世界の各分野で活躍する40歳以下のリーダーで構成する団体。
写真:街頭に設けられた「夏季ダボスフォーラム」の宣伝パネル前を通り過ぎた2人の大連市民。(9月4日)
「人民網日本語版」2007年9月6日