中国民用航空総局(民航総局)の高宏峰・副局長は6日、オンラインインタービューを受け、中国民航はフライト遅延問題の改善に尽力すると同時に、遅延後のアフタサービス業務の強化に努める方針で、長時間にわたる遅延が起きた場合、関連航空会社に対して処分を行うことを明らかにした。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
高副局長は、ネットで話題の的となっているフライト遅延問題について、「中国系航空会社のフライト定刻出発・到着率は国際的に見て『中の上』レベルだ。フライト遅延には20種類以上の要因が考えられるが、気象条件以外の主な原因は、フライトと航空機の数量が多すぎることにある」とコメントした。
高副局長によると、フライト遅延の改善を重点目標として管理強化を進めていく方針という。たとえば、メディアを通じて航空各社のフライト定刻出発・到着率を定期的に公開し、ワースト20の便に対して警告を出し、3回連続警告が出された場合、フライトの取り消し処分などを実施する。
「人民網日本語版」2007年9月7日