ただれた肺、頭蓋骨、黒くなった歯などの写真が中国産たばこの箱にプリントされるようになる。「長江商報」が報じた。10日、北京大学児童青少年衛生研究所の馬軍教授は「青少年禁煙策略」と題する報告を行った際に、「中国の一部の省、市において、青少年の平均喫煙年齢は10.7歳にまで低下している。2010年10月までに、中国産のたばこの箱全てに喫煙の有害性を警告する写真がプリントされる」と明らかにした。
馬軍教授はさらに、「天津、重慶、山東、広東の4省・直轄市の11957人の学生に対し調査を行い、結果、21.8%の学生が中学一年生の時に喫煙を経験しており、喫煙経験率は22.5%だった。中国は2005年10月には世界保健機関(WHO)の定める「たばこ規制枠組み条約」に加盟しており、同条約の規定により、加盟国はたばこの価格、包装、販売、公告等に関してより厳格な規制政策をとらなければならない」と述べた。
「人民網日本語版」2007年9月11日