9月12日朝、福建省連江の漁民が苔録鎮北茭村から24海里離れたところで、長さ8.5メートル、重さ8.5トンのジンベイザメを捕獲した。
「重い。船に縛って引っ張って帰ってきたが、普段なら2時間の道のりに3時間半もかかったよ」と船頭の林建海氏は語った。専門家によると、これまで、近辺の沿海ではこれほど大きなジンベイザメが捕獲されたことはあまりないという。
このサメはメスで、全身が黒く、ひれの長さは1.5メートルで、口は偏平で、歯はない。体とひれの上には規則正しく並ぶ白い斑点があり、その直径は約15センチ。地元の人々は「金銭サメ」と呼んでいるが、福建省博物院自然博物館の李樹清研究員によると、その学名はジンベイザメであり、世界では絶滅保護種に指定されているが、国の保護対象には属していない。
「チャイナネット」 2007年9月14日