農業部は15日、広東省広州市番禺区で高病原性鳥インフルエンザが発生した疑いがあると公表した。
同区新造鎮思賢村で9月5日から、家畜のカモが相次いで死亡しており、13日まで9830羽が死んだ。
14日、広東省動物疫病予防抑制センターは蛍光色素を使った定量PCR分析により、H5N1亜型鳥インフルエンザの疑いがあると診断され、国家鳥インフルエンザ参考実験室にサンプルを送った。現在は同実験室で分析が進められている。
現地獣医部門は14日までに、「高病原性鳥インフルエンザ疫情処置技術規範」に従って、カモ3万2630羽を処分している。
「人民網日本語版」2007年9月16日