中国の人材サービス業に統一基準が制定されることになった。このほど北京で行なわれた全国人材サービス業基準化技術委員会の設立大会で明らかにされた。同委員会は、全国における人材サービスの基準化をはかる技術作業組織で、国家基準化管理委員会と人事部から指導と管理を受け、全国の人材および人的資源サービスの分野の基準化技術管理を担当する。
2006年末現在、全国での各レベル、各種類の人材サービス機構は6600社余り、従業員数は5万人余りになる。しかし、中国の人材サービス技術は相対的に立ち遅れており、サービス基準はまだ確立されているとは言えず、サービスのプロセスもまだ統一されていない。また、サービス機構における科学的な評価基準もない。このことから、人材サービスの基準化作業を進めることがさらに重要となっている。
国家の関連部門は、人材サービス基準の制定と実施に力を入れ、3年から5年をかけて、人材サービスの基準化体系を初期的に確立する予定だ。
「人民網日本語版」2007年9月17日