台風13号の「ウィーパ」は、17日16時に浙江省温嶺の南東の770キロの海上に到り、その中心の最大風力は13級(40メートル/秒)となった。
現在、台風「ウィーパ」は中国の華東地区の沿海に向かっている。気象台の予測によると、19日、台風の中心が上海を通過するという。台風「ウィーパ」は1997年以降の10年間で最も上海に与える影響が大きい台風となりそうだ。昨夜から今日午後18時までに、上海市の各区や県では約20万人が避難する必要があると予測されている。
「『ウィーパ』は上海を通過するので、天候の面で上海に大きな影響を与える。風も雨も強い」と上海市气象局の丁若洋氏は語っている。中国気象局は17日夜、2級特別警戒態勢を発動し、上海区域气象センターは華東地区で3級特別警戒態勢を発動した。
応急マニュアルにしたがって、台風の来襲によるけがなどの事故を防止するため、各種の工事現場の小屋、崩壊の恐れのある家、金山、南汇、奉賢及び崇明の沿海の区と県の防波堤の近くに住む人々など、全部で約20万人が今日午後18時までに避難する予定である。
「チャイナネット」2007年9月18日