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調査結果:高齢化で農村にマイナス影響が集中

自分と家族を老後の頼りとすることは、個人にとって大きな圧力であることは間違いない。特に計画生育政策の実施から30年近く経つ今日、一人っ子の第一世代が高齢者を養う義務を担い始めており、4人あるいはそれ以上多くの高齢者を扶養する家庭がますます多くなっている。今回の調査によると、59.7%が高齢者扶養の経済的圧力の大きさを感じており、87.8%が自分の老後の生活の問題を心配している。都市の中程度の収入のある人を中心とした今回の調査参加者と比べると、農村住民の老後問題は、より注目に値する。

「高齢化の最もマイナスの影響は依然として農村に集中している」と中国社会科学アカデミー社会政策研究センターの唐鈞秘書長は述べている。都市部の高齢者扶養制度は依然として不十分だが、高齢化の影響は比較的限られている。農村からの労働力の補充が途絶えないためだ。「しかし農村の高齢者はどうしたらよいのか。第二世代、第三世代の出稼ぎ労働者の多くは農村に戻りたがらない。十数年後には農村の高齢化は非常に深刻になるだろう」。第5回人口センサス(2000年の国勢調査)のデータによると、農村の高齢化の程度は7.13%に達しているが、都市では6.69%だ。「こうした発展傾向は今後も続き、5~10年の間には人口流動の影響を受けて農村の高齢化は30~40%に達するだろう。しかし現段階ではこれに対する特別な対応措置はない」と唐秘書長は述べる。

昨年末に中国の合計1905の県(市、区)では農村養老保険事業のテストを開始し、5373万人の農民が保険に加入、加入率は約12%に達している。355万人の農民が年金の受給を開始しているが、年金額が極めて低く、1人が1年に受け取る年金はわずか1000元となっている。

「人民網日本語版」2007年9月25日

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