以前スターバックスがあった所に「故宮九卿値房飲品区」がこのほど静かにオープンした。故宮の関係責任者は27 日、この飲品区は「故宮九卿値房商品部」の一部分であり、インターネット上でいわれているような、「紫禁城カフェ」ではないとした。「新京網」が伝えた。
九卿値房商品部は休業、整頓を経て、業務を故宮特色品エリア、伝統工芸エリア、飲料エリアに分割した。このうち飲料エリアの面積は商品部総面積の4分の1を占める。
故宮博物院の李文儒副院長は、スターバックスが運営されていた時、故宮側は店舗の環境はあまり好ましくないと考えていた。席数も少ないため、外国からの観光客がよくコーヒーをもって外の石段に座っていた。そこで今回九卿値房商品部が改造に当たって、飲料部を改めて設計、改修しなおし、内部の装飾が故宮全体の雰囲気と調和するようにした。現在、そこにはカフェの看板はなく、将来的に故宮の趣にあった看板を統一設計するが、それも商品部の看板だけに使用するという。
「人民網日本語版」2007年9月28日