スペシャルオリンピックス開催中の上海で3日、「知的障害者福祉世界政策トップフォーラム」(主催:SOI、中国身体障害者連合会、上海スペシャルオリンピックス組織委員会)が開催された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国政府を代表してあいさつした回良玉・中国共産党中央政治局委員(国務院副総理、上海スペシャルオリンピックス組織委員会名誉主席)は「中国政府は、2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海の開催を契機に、さらに効果的な措置を講じ、スペシャルオリンピックス運動の一層の発展を図り、障害者事業のより良く、より迅速な発展に努めている」と指摘した。
フォーラムでは「支持声明」が採択され、世界規模で知的障害者とその家族へのサービスと支援を強化し、教育・就業・保健衛生・スポーツなど各方面で知的障害者のために機会を提供し、知的障害者が平等に参加できる、調和と包容力ある社会環境の創出に努める方針が謳われた。
同フォーラムはスペシャルオリンピックス夏季世界大会の開催に伴う定例活動の1つで、大会の重要な一部。今回は「全ての気持ちを投じて、人生を変える」がテーマとなった。
写真:中国政府を代表してあいさつする回良玉・中央政治局委員
「人民網日本語版」2007年10月4日