ネットワークセキュリティ事件の発生率が3年連続で上昇し、今年はすでに昨年比11.7%増の65.7%に達していることが公安部の発表でわかった。
公安部によると、ネットワークセキュリティ事件の主要類型は、コンピュータウイルスへの感染、SPAM受信、ネットワークスキャン・ネットワーク攻撃・ホームページ改竄による被害など。事件が増加を続ける主要原因は、情報化の急速な進行にともない、ネットワーク使用者のセキュリティ意識は高まっているものの、セキュリティ管理要員が足りず、専門的資質も低く、セキュリティ対策がしかるべき機能を果たしていないことにある。また、情報セキュリティサービスの発展も、ネットワークの発展による要請に大幅に遅れを取っている。
「人民網日本語版」2007年10月8日