四川省成都市では、今後建築物の外観にまとまりがない、特徴が不鮮明などの問題がある程度解決される見込み。同市建設委員会は今年末に「成都市中心区域の建築立面デザインに関する規定」を発表、都市建設の異なる区域における建築物の風格、色彩、材質、寸法などを統一・明確化する。「成都日報」が伝えた。
建設委員会の関係責任者は、「明らかに普通の中国式建築物であるにも関わらず、外観にヨーロッパ風の装飾が施されているものは審査を決して通らない」と述べる。同委員会は今年上半期、新築建築物70カ所の外観デザインに審査・検査を行い、うち41件は専門家と関係部門が合同審査を行い、立面デザイン23件は大きな修正が加えられた。
「人民網日本語版」2007年10月8日