中国では最近、全国で脳死と判定された約200人のうち、61人が臓器の寄贈をした。このほど開かれた広東省での初の脳死学術シンポジウムで明らかにされた。「新快報」が伝えた。
中国では、1990年代から関連の専門家により脳死の基準の関連文書の制定が始められている。現在、最も新しい「脳死判定基準(成人)」と「脳死判定技術規範」がすでに専門家の審査を通っている。医療機関はまだ脳死判定を通常的な仕事としては行っていないが、これらの動きは、中国の脳死に関する法制定作業が実質的な段階に入ったことを意味する。
「人民網日本語版」2007年10月10日