文匯新民聯合報業集団のニュースセンターは10日、9月の中国流行語を発表した。最も頻繁に使われた言葉は「スペシャルオリンピックス」だった。「文匯報」が伝えた。ベスト10にランク入りした流行語は以下の通り。
(1)「スペシャルオリンピックス」:10月初めに上海で開幕された世界夏季スペシャルオリンピックス。
(2)「無車日(ノーカー・デー)」:9月16~22日に全国の都市で行われた「ノーカーデー」活動は、都市の環境浄化運動にさわやかな新風を吹き込んだ。
(3)月探査衛星「嫦娥(じょうが)1号」:「嫦娥1号」はすでに打ち上げ施設に搬入され、年内の打ち上げを待っている。
(4)「福田康夫」:自民党総裁選に勝利し、日本の第91代首相に就任した福田康夫氏。中国でも総裁選の模様は連日報道された。
(5)「二軒目」:商業目的での住宅購入に対する管理が強化され、二軒目の住宅購入に対する規制が厳しくなった。
(6)「金の先物取引」:上海先物取引所での金の先物取引が認可された。
(7)「中投公司」:9月29日北京で設立された中国投資有限責任公司の略称。今後、外貨を海外の金融商品に投資する。
(8)「周春秀」:今年4月のロンドンマラソンを制した周春秀選手が、8月末~9月初めの世界陸上大阪大会・女子マラソンでも銀メダルを獲得。
(9)小説「鬼吹灯」:ネット上で盛んにとりあげられたほか、映画化も検討されている。
(10)台風「ウィーパ」:先月中旬に浙江省に上陸した台風12号。中国南東沿岸に暴風雨をもたらした。
「人民網日本語版」2007年10月12日