南宮飲食店ゴミ処理工場が13日、稼働を開始した。北京市で初となる飲食店からのゴミを専門に処理する同工場では、主としてオリンピック関連の31施設、オリンピック契約レストラン122社および一部のゴミ分別モデル施設の飲食店が出すゴミを扱い、1日200トンを処理することができる。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
飲食店からのゴミは、ゴミ処理工場で分離機によって、固体、廃棄物、液体物質、気体の4種類に分けられる。それらは花の栽培肥料に利用されたり、油脂として回収された後、石鹸として再利用される。北京市ではほかに、董村と高安屯の2カ所にも飲食店ゴミの専用処理工場の建設が始まっている。
「人民網日本語版」2007年10月15日