国家質量監督検験検疫総局がこのほど、食品の鮮度保持ラップやパッケージ製品の品質監督サンプル調査を実施したところ、合格率は93.3%に達した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
調査では鮮度保持ラップやパッケージ製品の蒸発残留物、高マンガン酸塩素指数、重金属含有量、脱色状況、感覚器官指標など5項目を検査した。調査対象は河北、遼寧、吉林、黒竜江、上海、江蘇、浙江、湖北、湖南、広東、四川、重慶など12省・直轄市の33社の45製品で、輸出製品はここに含まれていない。
調査では、蒸発残留物の検査で不合格が相次いだことが目立った。杭州茂達環境生化有限公司の生産したロール式食品用ビニール袋とレジ袋や、上海新虹塑膠有限公司のロール式食品用ビニール袋などがいずれも同検査で不合格となっている。
「人民網日本語版」2007年10月15日