上海交通大学医学院栄養学部の蔡美琴教授らは、「女性ホワイトカラーの栄養と食生活の実態」について調査を実施した。その結果、北京と広州の女性に比べ、上海の女性は身長が高く、スマートということがわかった。「新民網」が伝えた。
今回の調査は、25歳~40歳で、月収が2000元以上の女性ホワイトカラーを対象に、北京、上海、広州で実施。
調査結果によると、標準体重オーバーの人が北京では17%、広州では8%だったのに比べ、上海では1.6%にとどまった上、調査対象者のうち34%の人は痩せ気味だった。その他、北京では太めの人が1.5%いたのに対し、上海ではゼロに近かった。
調査責任者の蔡美琴教授は17日、長期にわたって痩せ過ぎの状態が続くと健康に害を及ぼすため、ホワイトカラーの女性は体重に注意すべきだとした。
女性ホワイトカラー食生活の結果については、全体的に素食中心の傾向にあるが、その傾向は特に上海で目立つ。さらに上海では、外食の回数が最も多かった。それに比べると、北京では48%の人が家で毎日料理していると回答。上海では家で毎日料理する人は5%に満たなかった上、料理したことがない人が10%近くいた。
「人民網日本語版」2007年10月18日