江西省の各大学に「図書漂流ステーション」が相次いで開設された。同ステーションでは書籍を買う必要がなく、保証金や貸出証も必要なく各図書館の書籍が読め、読まれた書籍はさらに漂流して次の読者に渡る。「都市消費報」が伝えた。
江西省初の「図書漂流」イベントの発起人は華東交通大学。同大学の大学生事務センターには書籍約千冊が置かれた「漂流コーナー」が設置されており、学生は図書貸出証や保証金を納める必要もなくいつでも講読でき、講読後の書籍は引き続き「漂流する」。各漂流書には「漂流番号」と「漂流情報」が付けられている。読み終わった書籍は漂流情報に基づき次のステーションに置かれ、引き続き漂流する。
「人民網日本語版」2007年10月18日