重陽節の19日は、敬老の日でもある。上海市の高齢者の多くが、子どもたちがもっと付き添うことを望む一方、同居はしない傾向にあることが、ウェブサイト「市民信箱(SMmail.com)」の調査でわかった。「文匯報」が伝えた。
4500人以上の市民が参加した今回の調査では、高齢者の89%が生活に「満足」と答え、「あまり満足でない」はわずか11%だった。49%が子どもたちからの配慮や世話に「非常に満足」「比較的満足」と答え、「基本的に満足」は41%、「あまり満足でない」は約10%だった。子どもたちは、父母にもっと細やかな配慮を示さなければいけないようだ。
別の数字は、高齢者の願いをさらに具体的に示している。72%の回答者が、高齢者が子供たちにより望むものは「在宅時に多くつきそう」「頻繁に帰省して見舞う」ことだと答えた。多くの物を買うことが、最良の親孝行では決してないのだ。
「人民網日本語版」2007年10月21日