北京大学人口研究所は21日午前、「中国未来人口と労働人口地域別予測」の成果報告会開き、北京市の人口が2020年には2千万人を突破するとの予測を発表した。「京華時報」が伝えた。
「北京市未来人口発展趨勢予測」の報告によると、この50年間で北京市の人口は1千万人以上増加した。そのほとんどは、外地からの流動人口や戸籍を北京に移転したもの。自然増加率は極めて低く、この5年間ゼロ成長を続けている。
これからの20年間で、高齢者数の比重が12ポイント激増し、少年・児童数は11%~13%を維持するため、高齢化が加速し、労働年齢人口の比重が低下していく。人口の移転がなければ、北京市の労働年齢人口の比重は、10ポイント下がると予測される。
「人民網日本語版」2007年10月22日