28日は8回目の全国「男性健康デー」にあたる。広東省社会科学院、省性学会、広州中医薬大学、省計画生育科研所の専門学者20数名が27日、男性の健康促進や「男性の健康に関心を持つ」ことを社会や家庭に呼びかける目的で、特別テーマ座談会を行った。「信息時報」が伝えた。
広東省性学会の陳義平・副会長は、全国調査の結果、男性の受診率は女性より28%低く、中国人男性の20%は運動習慣がないという。また、男性重病患者の80%は、重病に至るまで病院で診察を受けなかった。40歳以上の男性の50%以上は性機能障害と前立腺疾病を患っている。夫婦の10%は不妊症という結果が出ている。その上、男性の更年期はだんだん早まってきている。
広東省性学会副会長兼秘書長の董玉整氏は、「社会での男性の役割は、単一化されている。男性は仕事で一人前にならなければ、男性としての値打ちがないというのが従来型の考えだ。男性の社会的役割はこの面だけが一方的に強化され、男性にとてつもなく大きなプレッシャーとなっている」と指摘した。
「人民網日本語版」2007年10月29日