大きな鞄は小柄な生徒にとってその重さは耐えられない。成都市青羊区教育局は、中・小学生の負担を減らすため、「鞄の重さ制限令」を発表した。29日から施行される同規定では、区内全小・中学生の持つ鞄の重さは、持ち主の体重の10%以下と定められている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
成都市の一部区レベル教育部門が実施したサンプリング調査統計データによると、小学生の鞄の重さは平均5.5キロ、一番重いもので7.5キロ以上あった。
青羊区は、「鞄の重さ制限令」の徹底実施のため、各学校に対し、保護者に通知を出し、鞄の重さ制限基準をはっきりと示し、保護者に鞄を軽くすることの重要性と必要性を理解させるよう求めた。また、保護者が子供の鞄や文房具を正しく選ぶよう指導し、毎日の時間割に応じて鞄を整理するという良い習慣を子供が身に着けて学習と関係がないおもちゃなどを鞄に入れないよう子供を導き、学校の軽減措置について目を配るなど学校への協力を要請している。
「人民網日本語版」2007年10月30日