香港語文(国語)教育・研究常務委員会(語常会)の田北辰主席は30日、同会が2億香港ドルの語文基金を利用して、来年から毎年40校の小中学校での標準語による中国語教育推進の試験計画を資金援助すると述べた。「新華網」が伝えた。
田主席によると、同計画は4年に分けて実施され、来年3月から申請を受理、来年9月から実施される予定。語常会では毎年小学校30校と中学校10校の申請を受理、これら学校は申請の際に計画書を提出して、全面的かつ系統的な標準語による中国語教育推進に対する意欲を示す必要がある。
語常会はこの計画について既に教育界など各方面の意見を求めており、業界からは広く歓迎されていると田主席は述べている。多くの学校は金銭的な支援よりも資源面での支援の提供が必要だとしている。
「人民網日本語版」2007年10月31日