中国赤十字基金会が初めて北京で建設する公共養護老人ホーム――北京曜陽国際敬老院は、現在北京郊外の密雲県西田各庄鎮○庄子村で基礎工事が行なわれている。同老人ホームは、杭州、楊州に続く、中国赤十字基金会が建設する3番目の老人ホームで、同基金会が北京城建集団と共同建設する非営利の公益事業。
中国の高齢者人口は1億2千万人以上で、すでに高齢化社会を迎えている。中国赤十字基金会の江丹副理事長は「我々は海外の成功例をもとに、中国社会主義の特色をもった養護老人ホームのモデルを模索している」と述べている。
同プロジェクトにおける総面積は約14ヘクタールで、総建設面積は7万5千平方メートル、総投資額は約3億8千万元におよぶ。居室数は425部屋あり、1千人の高齢者を収容できる。2009年に入居可能となる予定。
※○は、「龍」の下に「共」という字
「人民網日本語版」2007年11月7日