上海市に駐在する各国総領事の夫人たちが6日、上海で大規模なランチパーティーを開催した。チャリティー・バザーで買い物をした各界の慈善家たちに感謝をこめて、夫人たちは自ら作った各国の料理をふるまった。「中国新聞網」が伝えた。
1996年に設立された駐上海総領事夫人団は、上海に駐在する各国外交官の夫人と女性外交官から成る。設立から今までに夫人団は上海のさまざまなチャリティーの場で活躍してきた。慈善ランチパーティーは、一年に一度開かれる文化チャリティー・バザーに続くイベントとして去年からはじめられた夫人団の新しい活動だ。
今年夫人団の主席を務める南アフリカ共和国駐上海総領事クマール氏夫人はあいさつで「成立して12年目を迎えた駐上海総領事夫人団は、今までに600万元の義援金を集めてきました。これらの尊い義援金は、絶えることのない微笑みと情熱をもって慈善活動に対してたゆまぬ努力をしてきた各国領事館と市民の皆さんのおかげです」と述べた。駐上海日本国総領事夫人・隈丸敦子さんも、夫人団の慈善活動によって、援助を必要とする人々に近づくことができ、慈善活動の開催はとても意義深いものだと語った。
「人民網日本語版」2007年11月7日